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自然分娩 １日目
８月２７日、飛行機と電車、タクシーを乗り継いで、 かみさんの入院する病院へと向かった。 かみさんの話では、陣痛誘発剤を打つので早ければ２７日、 遅くても２９日までには産まれるとのこと。 職場の夏期休暇を出産にあわせてお願いしていたし、 休日出勤で稼いだ代休もつなげて９月７日までの１２連休。 出産後の赤ん坊との時間もたっぷりとれるなあ、なんて考えながら病院へと急いだ。...
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自然分娩 ２日目
昼を過ぎた頃から、かみさんの口数が少なくなってきた。 午前中から再開した陣痛誘発の点滴が効いているらしい。 医師の所見でも徐々に子宮口が開いてはきているとのこと。 ただ子宮口は１０ｃｍまで開かなければ成らず、 まだかみさんの子宮口は６～７ｃｍほど。 胎児も降りてきていないらしく、長期戦が予想された。 かみさんは点滴をしたままベッドに横たわったままで、 胸には不整脈を調べる心電図の機械、...
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自然分娩３日目→帝王切開へ
それは午前１１時頃だった。 この日も早朝から陣痛誘発剤を打ち、医師の回診と、 苦しむかみさんをさすりながら機械とにらめっこして時間が過ぎていた。 医師からは、 「８ｃｍくらいまで開いたんですけど、赤ちゃんが降りてきてくれなくて」といわれ、 今日もまた無理かなあと思い始めていた矢先のことだった。 見るからに貫禄があり、位が高そうな先生が、昼過ぎにかみさんの回診にきた。 そして廊下で待っていた自分に、...
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お祝いメッセージ その壱
長女の出産を、大勢の人が祝ってくれました！ 娘よ、ありがたいのう。 ◎「おめでとう 安心しました」 （母） →いよいよおいらも親になったよ、おばあちゃん。 ◎「おめでとう↑！！よかったね。なかなか連絡がないから心配していました。 帝王切開やったんやね。でも、とりあえずはほんまによかった。 ○○（かみさんの名前）にお疲れさんやったね、て伝えてください。...
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お祝いメッセージ その弐
出産から７日目にして、ようやく赤ん坊もお乳への意欲を見せるようになりました。 最初のほうは、くわえるだけでせいいっぱいで、 途中で寝てたんだけどねえ。成長は早い！ それでは、お祝いメッセージの続きを。 ◎「おおおぉぉぉわ！おめでとうございます！」 （就職活動真っ最中の元気娘、宮城のＹＭさん） →おお、すごい驚きようだな！就活がんばれよ！...
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退院！
本日、９月６日午前中に、無事Ｍ病院を退院しました。 初めて触れる外気にもかかわらず、赤ん坊は臆することなくスヤスヤ。 タクシーでかみさんの実家へと直行しました。 かみさんの実家には、 木製の小さなベッドが用意されていて、すぐにベッドイン。 職場の同期ＦＭからもらった可愛らしいタオルを布団代わりに、 今もすやすや寝ています。 かみさんも、赤ん坊も、よくやった！...
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台風９号
一人、地元に帰り、やっぱり今日も酔いどれ親父。昨日、かみさんと娘が退院した。かみさんの実家には、おじさんやおばさん達がお祝いを持って来てくれたし、晩御飯は鯛のお頭や特上寿司など豪華な出産・退院祝いとなった。そんな楽しい時間を打ち消すかのように、酔いどれ親父の携帯がなる。職場の上司からだ。「今、どこ？」「かみさんの実家ですわ。」「台風来てこっちは大忙しなんだぞ。いつ戻ってこれる？」「明日の昼くらいには...
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